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2020 20:36:20
宮崎旅行①・・・宮崎市「青島」周辺を逍遥しました♪

「Go To トラベル」キャンペーンを利用して宮崎県に行ってきました。
「青い空、そして青い海に浮かぶ緑の島」
・・・が、青島のイメージなのですが、生憎の曇天で全面的に淡いグレーでした。

雨男でもなく晴れ男でない曇り男のミッキーのバエない写真にお付き合いください。(今年の6月に行った北海道も曇りでした)

JR九州 日南線の青島駅です。無人駅です。(※日南線は、カードは使えません。大半が無人駅です)
かつては新婚旅行のメッカと言われた「青島」ですが、その座をハワイ等に奪われてからは往年の賑わいは無いようです。

「幸せの黄色いポスト」は、現役の郵便ポストです。
「青島神社」に祀られている「山幸彦(やまさちひこ)」と「豊玉姫(とよたまひめ)」が、
恋文をやりとりしていたという記述が「古事記」にあり、それに因んで2014年の夏に設置されたそうです。

「青島」に架かる橋の名前は「弥生橋」です。現在の橋は、1978年に架け替えられました。

「青島」をとりまく波状岩は「鬼の洗濯板」と呼ばれています。
約700万年前に海中で出来た水成岩(硬い砂岩と軟らかい泥岩が繰り返し積み重なった地層)が
隆起し、長い間に波で浸食されて、硬い砂岩層だけが板状に積み重なって見えるようになりました。
「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩は「青島」だけではなく、南の「巾着島」までの約8kmの海岸線に見られます。


「青島神社」は、島の中央に鎮座しています。鳥居をくぐり島中央に向かって延びる参道を進むと朱色に塗られた「本殿」です。



「本殿」に向かって右側へと道が続き、その先には「元宮」があります。
「元宮」へと続く道はヤシ科のビロウジュに囲まれているので鬱蒼として、とても神秘的な雰囲気です。
「平瓮(ひらか)」と呼ばれる素焼きの皿を願い事を呟きながら投げ入れる「天の平瓮(あめのひらか)」や
左手の「夫婦ビロウの木」に、願い事によって色の異なる紙縒(しおり)を結ぶ「産霊紙縒(むすびこより)」の神事が出来ます。

牛のホルモン「ハチノス」のような岩。波の浸食による自然の造形美ですね。



約1.5㎞の島を1周しました。東端の灯台を超え、左手にビロウジュのジャングルを見ながら「弥生橋」に戻りました。



「宮崎県立青島亜熱帯植物園」に立ち寄りました。ネーミングライツで「宮交ボタニックガーデン青島」の愛称です。
「青島」に自生するビロウジュ、県木のフェニックス、一年中咲き誇る花々などを眺めることが出来る亜熱帯植物園です。

次の目的地「飫肥(おび)」に向かうため、青島駅に戻りました。

列車(1両なので列車とは言わない?^^)を待っていると若い女性が2人入ってきました。
それとなく聞こえてくる会話から関西からの観光客のようで職業は看護士さんと推察されます。
私と同じ、飫肥駅に向うのかと思いきや、青島から3つ先の小内海(こうちうみ)駅で下車するようです。
恐らく、昼食はそこで食べる計画のよう。小内海駅は漁港の近くです。新鮮な海鮮料理がイチオシでしょう。
周辺の飲食店をググってみると「磯料理 あらき」、「磯料理 星倉」、「海鮮料理 日南水産」などが出てきました。
予め、お店は予約していた様子で、電話をかけて昼食のオーダーを告げました。「チキン南蛮を2つお願いします」
「チキン南蛮」なら宮崎市街で食べてもいいと思うのですが。^^
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